“修験者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅげんじゃ80.8%
しゅげんしゃ7.7%
しゅけんじゃ3.8%
やまぶし3.8%
よげんじゃ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことごとあばれ出して、雲を呼び雨を降らす——さればこそ竜神の社は、竜神村八所のしずめの神で、そこにこも修験者しゅげんじゃに人間以上の力があり
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
長者が出発すると、その日から長者の留守許るすもとでは、修験者しゅげんしゃを迎えて長者一行の道中の安全を祈りました。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ると、室内しつないには白衣びゃくいた五十さいおもわるる一人ひとり修験者しゅけんじゃらしい人物じんぶつて、鄭重ていちょうこしをかがめて私達わたくしたちむかえました。
ある神下かみおろし(わが国の修験者やまぶしのごとき者)が此泉これは龍の口であるからこの泉が破裂するとチベット国中が海になってしまう。だから寺を建てて塞いで置かなければならんといったそうです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
陰陽術ノながれヲ伝ウル者、真言秘密ノ行者、修験者よげんじゃ、祈祷師、代人、巫女みこ、ソノ他、何々教、何々様ト称スル神仏類似ノモノニ奉仕スル輩ノ中ニハ
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)