宇賀長者物語うかのちょうじゃものがたり
牡丹の花の咲いたような王朝時代が衰えて、武家朝時代が顕れようとしている比のことでありました。土佐の国の浦戸と云う処に宇賀長者と云う長者がありました。浦戸は土佐日記などにも見えている古い土地で、その当時は今の浦戸港の入江が奥深く入り込んで、高 …
作品に特徴的な語句
むこう おび こぼ 位置むき 老爺おじい あかり きもの とも 何人たれ あご つぶら 脊丈せだけ じぶん 横道おうちゃく 大祓おおばらい 下婢はしため 丘陵おか がん うな 田地でんち げなん 干潮ひしお 縁切えんき ぜん ごろ おのれ なま 塗籠ぬりかご へり むすめ さま 掠奪さら おこ にく 中脊ちゅうぜい うお 交易かえかえ たち うらみ とも なん 何人だれ あらわ そばだ かすか うさぎ 戯言じょうだん うか 平生いつも さき におい 比島ひしま ころ 正午おひる あやま 巌陰いわかげ 種種しゅじゅ から 在所ざいしょ 東北ひがしきた 苦笑にがわらい 築地ついじ 外海がいかい いわ あか 糠塚ぬかづか 数多たくさん 宮柱みやはしら 小丘しょうきゅう 祈祷きとう 翌晩あくるばん ばち まと すく すが 縁側えんがわ ふち 牡丹ぼたん 狂人きちがい 狼藉ろうぜき 珠数じゅず たま 瓦盃かわらけ 田圃たんぼ 由良ゆら ぴき 痴愚ちぐ 白木しらき 篠掛しのかけ