“横道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこみち47.6%
おうどう28.6%
わうだう14.3%
おうちゃく4.8%
わきみち4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ、おからがって、かお白粉おしろいしろにつけたかねさんが、ながいたもとの着物きものをひらひらさして、横道よこみちから、てきました。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
虫のい話で、浜子は他人ひとさまの名器でよき曲を、わたしの耳に残してくれようというのだ。わたしも横道おうどうにも
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
越前守殿此奴こやつ勿々なか/\横道わうだうなりと思はれコリヤ久兵衞其方は去年極月中旬浪人文右衞門事五兵衞の店にて百兩の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「私だ、これが瓦盃かわらけをおろして横道おうちゃくをきめておったから、折檻せっかんに入りました」と修験者が云いました。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ヘヘ……旦那様……横道わきみちへ入って恐れ入りまするが、私は元来、金持が嫌いで御座いまして……」