“よこみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
横道71.4%
横径14.3%
横路7.1%
邪道7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんはなれて、やがて野路のみちかゝところで、横道よこみちからまへとほくるまうへに、蒋生しやうせい日頃ひごろ大好物だいかうぶつの、素敵すてきふのがつてた。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
木下闇こしたやみ、其の横径よこみち中途なかほどに、空屋あきやかと思ふ、ひさしちた、たれも居ない店がある……
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ととかく談話が横路よこみちそれる。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
今まで私の思うたことのいつか恐ろしい嫉妬ねたみ邪道よこみちに踏み込んでいたのに気がつくと、私はもう堪えかねて繃帯の上から眼をおおうて薬局の窓に俯伏した。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)