“野路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のじ33.3%
のみち33.3%
のぢ31.4%
ノジ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男は部落の裏を巧みに縫って、やがて一本の街道を早足で横切ると、あとはいちめんな野路のじだった。それも尽きて、野末のずえの山を見ると
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もんはなれて、やがて野路のみちかゝところで、横道よこみちからまへとほくるまうへに、蒋生しやうせい日頃ひごろ大好物だいかうぶつの、素敵すてきふのがつてた。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
築山陰つきやまかげ野路のぢを写せるこみちを行けば、蹈処無ふみどころなく地をくずの乱れひて、草藤くさふぢ金線草みづひき紫茉莉おしろいの色々、茅萱かや穂薄ほすすき露滋つゆしげ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そしてその他の種類へは皆その上に一の形容詞を付けて、例えばスミレ、アカネスミレ、野路ノジスミレ、深山ミヤマスミレ、タチスミレ、源氏ゲンジスミレ、円葉マルバスミレあるいはスミレなどと呼んでいる。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)