“修験道”の読み方と例文
読み方割合
しゅげんどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紛れもなく天狗山人の社会で方式にも教理にも修験道しゅげんどうの香気が強かったが、あの時代の学者たちは一種の習合をもって自派の神道の闡明せんめいにこれを利用した。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
修験道しゅげんどうも、半ば神道のものであり、自分の知れる限りにおいては、まだまだいくらも高山に登ることを好み、高山を修行の道場とする神主のあることを、実例をあげて説き出そうとするものだから
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)