“闡明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんめい98.5%
せんめゐ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特に硯の鋒鋩の研究や磨墨の機構の闡明せんめいなど、全く手の入っておらぬ研究の広い分野にわたって開拓されたところは随分大きかった。
墨色 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
が——ここにただ一つ、これだけは確実に、彼の口から出て、彼が眼の前で、祐筆に書かせ、公然、四海に闡明せんめいしたことばがある。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地震ぢしん如何いかなる有樣ありさまおい家屋かをく震盪しんたうし、潰倒くわいたうするかを觀察くわんさつ破壞はくわいした家屋かおくについてその禍根くわこん闡明せんめゐするの科學的知識くわがくてきちしきがなければ、これにたいする防備的考察ばうびてきかうさつかばない。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)