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禍根
ふりがな文庫
“禍根”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かこん
92.3%
くわこん
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かこん
(逆引き)
建国以来のかがやきある皇土に、
饐
(
す
)
えた文化の
黴
(
かび
)
を咲かせ、永遠の皇民に、われらの子孫に、亡国の
禍根
(
かこん
)
をのこして行っていいだろうか。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「君にぞ惑ふ道に惑はず」とお言いになった人はすべての
禍根
(
かこん
)
を作った方であると、もう愛は覚えずなっているのであるが、そのおりの光景だけはなつかしく目に描かれた。
源氏物語:55 手習
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
禍根(かこん)の例文をもっと
(12作品)
見る
くわこん
(逆引き)
地震
(
ぢしん
)
が
如何
(
いか
)
なる
有樣
(
ありさま
)
に
於
(
おい
)
て
家屋
(
かをく
)
を
震盪
(
しんたう
)
し、
潰倒
(
くわいたう
)
するかを
觀察
(
くわんさつ
)
し
破壞
(
はくわい
)
した
家屋
(
かおく
)
についてその
禍根
(
くわこん
)
を
闡明
(
せんめゐ
)
するの
科學的知識
(
くわがくてきちしき
)
がなければ、これに
對
(
たい
)
する
防備的考察
(
ばうびてきかうさつ
)
は
浮
(
う
)
かばない。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
禍根(くわこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“禍根”の意味
《名詞》
災いの起こるもと・原因。
(出典:Wiktionary)
禍
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“禍”で始まる語句
禍
禍害
禍乱
禍機
禍因
禍津日
禍福
禍殃
禍事
禍悪
“禍根”のふりがなが多い著者
伊東忠太
吉川英治
柳田国男
紫式部