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禍機
ふりがな文庫
“禍機”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かき
80.0%
くわき
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かき
(逆引き)
そんなわけで、これまでたまたまに
遇
(
あ
)
っていた少女と毎日顔を合わせるようになる。
禍機
(
かき
)
はそこに
潜
(
ひそ
)
んでいた。盲目の性慾は時を得顔にその暗い手を伸して、かれを未知のすさんだ道に
押遣
(
おしや
)
った。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
否
(
いな
)
、独り独と英とのみではない。
露西亜
(
ロシア
)
人はスラヴ民族を以て優秀なりと認むれば、
仏蘭西
(
フランス
)
人は
拉典
(
ラテン
)
民族を以て優秀なりと認める。
而
(
しか
)
して、皆相持して下らぬ。即ち、
其処
(
そこ
)
に
禍機
(
かき
)
が潜伏するのである。
列強環視の中心に在る日本
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
禍機(かき)の例文をもっと
(4作品)
見る
くわき
(逆引き)
鎮圧は平穏の徴候に非ずして、却て激昂の
禍機
(
くわき
)
を包蔵する者に外ならず。
鉱毒飛沫
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
禍機(くわき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“禍機”の意味
《名詞》
災禍が起こるを兆し。凶兆。
(出典:Wiktionary)
禍
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“禍”で始まる語句
禍
禍根
禍害
禍乱
禍因
禍津日
禍福
禍殃
禍事
禍悪
“禍機”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
木下尚江
蒲原有明
大隈重信
田中貢太郎