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押遣
ふりがな文庫
“押遣”の読み方と例文
読み方
割合
おしや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしや
(逆引き)
善吉も若い者であるから、こんな話に一種の興味を持つて、店の火鉢を二人の前へ
押遣
(
おしや
)
ると、
他
(
た
)
の男もたうとう思ひ切つて店に腰をおろした。
赤膏薬
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
潮風で漆の
乾
(
から
)
びた、
板昆布
(
いたこぶ
)
を折ったような、
折敷
(
おしき
)
にのせて、カタリと櫃を
押遣
(
おしや
)
って、立てていた
踵
(
かかと
)
を下へ、直ぐに出て来た。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小山古き皿を
押遣
(
おしや
)
りて新しき皿を引寄せ「これは何だね」主人「それも牡蠣料理だ、牡蠣料理中第一等の
美味
(
うま
)
いものでオイスタークリームという。 ...
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
押遣(おしや)の例文をもっと
(19作品)
見る
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押上
押取
“押遣”のふりがなが多い著者
村井弦斎
押川春浪
泉鏡花
蒲原有明
泉鏡太郎
島崎藤村
岡本綺堂
田山花袋
夢野久作