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押籠
ふりがな文庫
“押籠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おしこ
76.0%
おしこめ
24.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしこ
(逆引き)
これではまるで
押籠
(
おしこ
)
め同様だ、そう思った、想いは暗く、光りも希望もなかった、窓からは晴れて
爽
(
さわ
)
やかに風のわたる空が見えた。
野分
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
飛
(
と
)
んでもないこと——、御新造様は今晩、御領地の信州へ、通し
駕籠
(
かご
)
で
伴
(
つ
)
れて行かれ、一生
其処
(
そこ
)
へ
押籠
(
おしこ
)
められるので御座います」
裸身の女仙
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
押籠(おしこ)の例文をもっと
(19作品)
見る
おしこめ
(逆引き)
ことによると仕置をしてしまったかもしれぬと云ったが、河野道円のことであろうか、河野父子三人は、料理人も共に、捕えられて
押籠
(
おしこめ
)
にされているという。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
與へ
干殺
(
ほしころ
)
さんとこそ
巧
(
たく
)
みけれ
然
(
され
)
ば
無慚
(
むざん
)
なるかな藤五郎は其身
不行跡
(
ふぎやうせき
)
とは云ながら
僅
(
わづ
)
か三
疊
(
でふ
)
の
座敷牢
(
ざしきらう
)
に
押籠
(
おしこめ
)
られ
炎暑
(
えんしよ
)
の甚はだしきをも
凌
(
しの
)
ぎかね
些々
(
さゝ
)
たる
庇間
(
ひあはひ
)
の風を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
押籠(おしこめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“押籠(
押込
)”の解説
押込(おしこめ、押籠)とは、中世から近世にかけての日本で行われた刑罰の一つ。
(出典:Wikipedia)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“押”で始まる語句
押
押入
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上
押取
検索の候補
押取籠
“押籠”のふりがなが多い著者
高山樗牛
三島霜川
作者不詳
山本周五郎
上田敏
島崎藤村
長谷川時雨
久生十蘭
江戸川乱歩
吉川英治