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炎暑
ふりがな文庫
“炎暑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんしょ
50.0%
えんしよ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんしょ
(逆引き)
夜に入ると
流石
(
さすが
)
に猛威をふるった
炎暑
(
えんしょ
)
も次第にうすらぎ、帝都の人々は、ただもうグッタリとして
涼
(
りょう
)
を求め、睡眠をむさぼった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
忍剣
(
にんけん
)
、
龍太郎
(
りゅうたろう
)
、
小文治
(
こぶんじ
)
、
蔦之助
(
つたのすけ
)
、
竹童
(
ちくどう
)
の五人は、時にとって
炎暑
(
えんしょ
)
をしのぐ一
樹
(
じゅ
)
の
蔭
(
かげ
)
ともありがたく思いながら
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炎暑(えんしょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
えんしよ
(逆引き)
夫よりして友次郎
夫婦
(
ふうふ
)
は
路次
(
ろじ
)
の
油斷
(
ゆだん
)
なく少しも早く江戸に
到
(
いた
)
り
如何
(
いか
)
にもして身の
落付
(
おちつき
)
を定めんものと
炎暑
(
えんしよ
)
の強きをも
厭
(
いと
)
はず夜を日に
繼
(
つい
)
で
行
(
ゆく
)
程
(
ほど
)
に
早晩
(
いつしか
)
大井川を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
盛
(
さかん
)
なる
哉
(
かな
)
、
炎暑
(
えんしよ
)
の
色
(
いろ
)
。
蜘蛛
(
くも
)
の
圍
(
ゐ
)
の
幻
(
まぼろし
)
は、
却
(
かへつ
)
て
鄙下
(
ひなさが
)
る
蚊帳
(
かや
)
を
凌
(
しの
)
ぎ、
青簾
(
あをすだれ
)
の
裡
(
なか
)
なる
黒猫
(
くろねこ
)
も、
兒女
(
じぢよ
)
が
掌中
(
しやうちう
)
のものならず、
髯
(
ひげ
)
に
蚊柱
(
かばしら
)
を
號令
(
がうれい
)
して、
夕立
(
ゆふだち
)
の
雲
(
くも
)
を
呼
(
よ
)
ばむとす。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
炎暑(えんしよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“炎暑”の意味
《名詞》
夏のひどい暑さ。酷暑。
(出典:Wiktionary)
炎
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
暑
常用漢字
小3
部首:⽇
12画
“炎暑”の関連語
極暑
炎熱
酷熱
酷暑
“炎”で始まる語句
炎
炎々
炎天
炎上
炎熱
炎焔
炎威
炎尖
炎先
炎火
“炎暑”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治
海野十三
泉鏡花