“小文治”の読み方と例文
読み方割合
こぶんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、いいのこして、忍剣は禅杖(ぜんじょう)をひっ抱(かか)え、小文治(こぶんじ)は槍(やり)の石突きをトンと下ろして、ともにまッ暗な間道のなかへとびこんでいった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「もしや?」とおもえば、一刻(こく)の猶予(ゆうよ)もしてはおられない。やにわに、小文治(こぶんじ)という眼さきの敵をすてて、なぎさのほうへかけだした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
床几(しょうぎ)にかけて、茶をすすっていた木隠龍太郎(こがくれりゅうたろう)は、それを聞くと、道づれの小文治(こぶんじ)をかえりみながら、にわかにツイと立ちあがった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)