“業平文治”の読み方と例文
読み方割合
なりひらぶんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えゝ此のたびほまれ高き時事新報社より、何か新作物を口演致すようとの御註文でございますから、かつて師匠の圓朝えんちょう喝采かっさいを博しました業平文治なりひらぶんじの後篇を申上げます。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
むかしおとこありけるという好男子に由縁ゆかりありはらの業平文治なりひらぶんじがお話はいざ言問わんまでもなくひなにも知られ都鳥の其の名に高く隅田川すみだがわ月雪花つきゆきはなつに遊ぶ圓朝えんちょうぬしが人情かしら有為転変ういてんぺんの世のさま
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)