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小文治
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こぶんじ
ふりがな文庫
“
小文治
(
こぶんじ
)” の例文
と、いいのこして、忍剣は
禅杖
(
ぜんじょう
)
をひっ
抱
(
かか
)
え、
小文治
(
こぶんじ
)
は
槍
(
やり
)
の石突きをトンと下ろして、ともにまッ暗な間道のなかへとびこんでいった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もしや?」とおもえば、一
刻
(
こく
)
の
猶予
(
ゆうよ
)
もしてはおられない。やにわに、
小文治
(
こぶんじ
)
という眼さきの敵をすてて、なぎさのほうへかけだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床几
(
しょうぎ
)
にかけて、茶をすすっていた
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
は、それを聞くと、道づれの
小文治
(
こぶんじ
)
をかえりみながら、にわかにツイと立ちあがった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“小文”で始まる語句
小文吾
小文
小文学
小文字