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小文吾
ふりがな文庫
“小文吾”の読み方と例文
読み方
割合
こぶんご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぶんご
(逆引き)
船虫
(
ふなむし
)
が
瞽婦
(
ごぜ
)
に身をやつして、
小文吾
(
こぶんご
)
を殺さうとする。それが一旦つかまつて
拷問
(
がうもん
)
された揚句に、
荘介
(
さうすけ
)
に助けられる。あの段どりが実に何とも申されません。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小文吾
(
こぶんご
)
が牛の闘を見に行きました時の
伴
(
とも
)
をしました
磯九郎
(
いそくろう
)
という男だの、角太郎が妻の
雛衣
(
ひなきぬ
)
の
投身
(
みなげ
)
せんとしたのを助けたる
氷六
(
ひょうろく
)
だの、
棄児
(
すてご
)
をした現八の父の
糠助
(
ぬかすけ
)
だの
馬琴の小説とその当時の実社会
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
正直ですら
払底
(
ふってい
)
な世にそれ以上を予期するのは、
馬琴
(
ばきん
)
の小説から
志乃
(
しの
)
や
小文吾
(
こぶんご
)
が抜けだして、向う三軒両隣へ
八犬伝
(
はっけんでん
)
が引き越した時でなくては、あてにならない無理な注文である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小文吾(こぶんご)の例文をもっと
(6作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
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