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こぶんじ
ふりがな文庫
“こぶんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小文治
50.0%
古文辞
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小文治
(逆引き)
と、いいのこして、忍剣は
禅杖
(
ぜんじょう
)
をひっ
抱
(
かか
)
え、
小文治
(
こぶんじ
)
は
槍
(
やり
)
の石突きをトンと下ろして、ともにまッ暗な間道のなかへとびこんでいった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もしや?」とおもえば、一
刻
(
こく
)
の
猶予
(
ゆうよ
)
もしてはおられない。やにわに、
小文治
(
こぶんじ
)
という眼さきの敵をすてて、なぎさのほうへかけだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床几
(
しょうぎ
)
にかけて、茶をすすっていた
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
は、それを聞くと、道づれの
小文治
(
こぶんじ
)
をかえりみながら、にわかにツイと立ちあがった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こぶんじ(小文治)の例文をもっと
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古文辞
(逆引き)
江戸のあらゆる芸術がつい近いころまで、この
古文辞
(
こぶんじ
)
の約束を甘受していたことは、微笑を催すべき程度のものであった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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