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炎先
ふりがな文庫
“炎先”の読み方と例文
読み方
割合
ほさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほさき
(逆引き)
邪慳
(
じゃけん
)
に払い
退
(
の
)
けて、きっと
睨
(
にら
)
んで見せると、そのままがっくりと
頭
(
こうべ
)
を垂れた、すべての光景は
行燈
(
あんどう
)
の火も
幽
(
かすか
)
に
幻
(
まぼろし
)
のように見えたが、炉にくべた
柴
(
しば
)
がひらひらと
炎先
(
ほさき
)
を立てたので
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
邪慳
(
じやけん
)
に
払
(
はら
)
ひ
退
(
の
)
けて、
屹
(
きツ
)
と
睨
(
にら
)
むで
見
(
み
)
せると、
其
(
その
)
まゝがつくりと
頭
(
かうべ
)
を
垂
(
た
)
れた、
総
(
すべ
)
ての
光景
(
くわうけい
)
は
行燈
(
あんどう
)
の
火
(
ひ
)
も
幽
(
かす
)
かに
幻
(
まぼろし
)
のやうに
見
(
み
)
えたが、
炉
(
ろ
)
にくべた
柴
(
しば
)
がひら/\と
炎先
(
ほさき
)
を
立
(
た
)
てたので、
婦人
(
をんな
)
は
衝
(
つ
)
と
走
(
はし
)
つて
入
(
はい
)
る。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
炎先(ほさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
炎
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“炎”で始まる語句
炎
炎々
炎天
炎上
炎暑
炎熱
炎焔
炎威
炎火
炎尖
“炎先”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花