トップ
>
炎熱
ふりがな文庫
“炎熱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんねつ
83.3%
あつ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんねつ
(逆引き)
彼はその三日の間を、宿の一室で暮したものの、その間の活躍ぶりは、
炎熱
(
えんねつ
)
灼
(
や
)
くがごとき外に出でて毎日二十キロの道を走るよりも数倍激烈なものであった。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
宗助
(
そうすけ
)
が
東京
(
とうきやう
)
へ
歸
(
かへ
)
つたときは、
父
(
ちゝ
)
は
固
(
もと
)
よりまだ
丈夫
(
ぢやうぶ
)
であつた。
小六
(
ころく
)
は
子供
(
こども
)
であつた。
彼
(
かれ
)
は一
年
(
ねん
)
ぶりに
殷
(
さか
)
んな
都
(
みやこ
)
の
炎熱
(
えんねつ
)
と
煤煙
(
ばいえん
)
を
呼吸
(
こきふ
)
するのを
却
(
かへ
)
つて
嬉
(
うれ
)
しく
感
(
かん
)
じた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
炎熱(えんねつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
あつ
(逆引き)
まだ
炎熱
(
あつ
)
いので
甲乙
(
ふたり
)
は閉口しながら
渓流
(
たにがわ
)
に沿うた道を
上流
(
うえ
)
の方へのぼると、右側の箱根細工を売る店先に一人の男が往来を背にして腰をかけ、品物を手にして店の女主人の
談話
(
はな
)
しているのを見た。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
炎熱(あつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“炎熱”の意味
《名詞》
炎 熱(えんねつ)
夏の厳しい暑さ。
(出典:Wiktionary)
炎
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
“炎熱”の関連語
極暑
炎暑
酷熱
酷暑
“炎”で始まる語句
炎
炎々
炎天
炎上
炎暑
炎焔
炎威
炎尖
炎日
炎先
“炎熱”のふりがなが多い著者
田中英光
押川春浪
国木田独歩
夏目漱石
海野十三
小川未明