“炎日”の読み方と例文
読み方割合
えんじつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強烈な炎日えんじつを予告するかのように、は澄みきり、彼方の会下山も、呼べば答えもしそうな近距離に見えてきた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日々百里、また数百里と、行軍の輸車労牛ゆしゃろうぎゅうは、炎日えんじつの下を、蜿蜒と続いてゆく。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)