“渓流”のいろいろな読み方と例文
旧字:溪流
読み方割合
けいりゅう67.6%
たにがわ10.8%
けいりう5.4%
せせらぎ5.4%
ながれ5.4%
たに2.7%
たにかわ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春、K温泉から山路をのぼること一、はるか眼の下に渓流をのぞむ断崖の上、自然石のベンチに肩をならべて男女が語りあっていた。
断崖 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
うの字峠の坂道を来ると、判事さんが、ちょっと立ち止まって、渓流の岩の上に止まっていた小さな真っ黒な鳥を打った。
鹿狩り (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
小山と小山との間に一道の渓流、それを渡り終つて、猶其前に聳えて居る小さいを登つて行くと、段々四面眺望がひろくなつて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
山下氏がつづいて、つぶやくような声でなにかいったが、それは渓流の音にけされてキャラコさんの耳にはとどかなかった。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ケロデンの渓流、ゲッセマネの園、そっちの方へ流れて行った。エルサレムの方へ流れて行った。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
渓流の瀬の鳴る音が遠くで聞こえる。
ネギ一束 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
そうっているに、いつしか私達飛沫ててるる、二ばかりの渓流のほとりにっていました。