トップ
>
『ネギ一束』
ふりがな文庫
『
ネギ一束
(
ネギひとたば
)
』
お作が故郷を出てこの地に来てから、もう一年になる。故郷には親がいるではない、家があるではない、力になる親類とてもない、村はずれの土手下の一軒家、壁は落ち、屋根は漏(も)り、畳は半ば腐れかけて、茶の間の一間は藁(わら)が敷き詰めてある。この一 …
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
邂逅
(
でくわ
)
過
(
あや
)
戦
(
ふる
)
渓流
(
たに
)
揺
(
うご
)
減
(
す
)
生
(
お
)
蟾蜍
(
がま
)
乳酪
(
ミルク
)
手拭
(
てぬぐ
)
抱
(
かか
)
汚
(
きたな
)
賤
(
いやし
)
圧
(
おさ
)
嬰児
(
えいじ
)
忿怒
(
いかり
)
揺
(
ゆす
)
撲
(
う
)
眩
(
くら
)
結塊
(
むすび
)
綴
(
と
)
羈絆
(
きずな
)
襤褸
(
つづれ
)
遁
(
に
)
錆
(
さ
)
隙
(
ひま
)
養蚕
(
かいこ
)
一条
(
ひとすじ
)
下駄
(
げた
)
乞食
(
こじき
)
仮寝
(
うたたね
)
伴
(
つ
)
侘
(
わび
)
凹地
(
くぼち
)
出逢
(
であ
)
博奕
(
ばくち
)
叔父
(
おじ
)
叩
(
たた
)
吊
(
つ
)
呪
(
のろ
)
呼吸
(
いき
)
喧嘩
(
けんか
)
噂
(
うわさ
)
土瓶
(
どびん
)
土鍋
(
どなべ
)
垂
(
た
)
垣
(
かき
)
塗
(
まみ
)
大湯
(
おおゆ
)
大跨
(
おおまた
)
嬶
(
かかあ
)
怒
(
おこ
)
抑
(
おさ
)
拵
(
こしら
)
挙
(
あ
)
捉
(
とら
)
揃
(
そろ
)
援
(
たす
)
斜坂
(
さか
)
朋輩
(
ほうばい
)
楊樹
(
やなぎ
)
楢林
(
ならばやし
)
樫
(
かし
)
機
(
はた
)
漏
(
も
)
無智
(
むち
)
爪先
(
つまさき
)
牛蒡
(
ごぼう
)
産褥
(
さんじょく
)
界隈
(
かいわい
)
畠
(
はたけ
)
痩
(
や
)
眩惑
(
げんわく
)
砂利
(
じゃり
)
立
(
た
)
筬
(
おさ
)
粥
(
かゆ
)
絆纏
(
はんてん
)
経
(
た
)
絡
(
から
)
緊
(
し
)
縋
(
すが
)
縞
(
しま
)
縮緬
(
ちりめん
)
繁
(
しげ
)
羨
(
うらや
)
脚
(
あし
)
脚絆
(
きゃはん
)
膝頭
(
ひざがしら
)
自己
(
おのれ
)
芋
(
いも
)
茫然
(
ぼうぜん
)
荷
(
にな
)
菓物
(
くだもの
)
葛籠
(
つづら
)
葱
(
ねぎ
)
蒲団
(
ふとん
)
蒼青
(
まっさお
)
藁
(
わら
)
虎
(
とら
)