“楊樹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やなぎ66.7%
かわやなぎ16.7%
ようじゅ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村から西に一里ほど、水の少ない石川があって、その向こうに楊樹やなぎの繁茂、路のほとりに一箇の石地蔵、それをお作はいつでも思い出した。
ネギ一束 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
それから土地によると、両側に長葉の楊樹かわやなぎえてあり、路傍の人家も努めてその蔭に寄って住もうとしている。この木の幹はまた思い切って黒い。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)