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かわやなぎ
ふりがな文庫
“かわやなぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
楊柳
38.1%
川楊
28.6%
川柳
9.5%
河楊
9.5%
水楊
4.8%
楊樹
4.8%
檉柳
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楊柳
(逆引き)
台下にはちらりほらり、貧しそうな農家は有るが、新利根川
端
(
べり
)
には一軒も無く、唯
蘆荻
(
あし
)
や
楊柳
(
かわやなぎ
)
が繁るのみで、それも
未
(
ま
)
だ枯れもやらず、いやに
鬱陶
(
うっとう
)
しく陰気なので有った。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
かわやなぎ(楊柳)の例文をもっと
(8作品)
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川楊
(逆引き)
ある川のふちの泥の中にころがりながら、
川楊
(
かわやなぎ
)
の木の空を見ていると、母親の
裙子
(
くんし
)
だの、女の
素足
(
すあし
)
だの、花の咲いた
胡麻
(
ごま
)
畑だのが、はっきりその空へ見えたと云うのだが。
首が落ちた話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かわやなぎ(川楊)の例文をもっと
(6作品)
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川柳
(逆引き)
四人は昼の暑さのために葉を巻いていた
川柳
(
かわやなぎ
)
がだらりと葉を延ばして、ひと
呼吸
(
いき
)
つこうとでもしているように思われる処を通って、
下手
(
しもて
)
の方へ往った。
赤い土の壺
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かわやなぎ(川柳)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
河楊
(逆引き)
谷の幅が少し広くなって、
稍
(
やや
)
西南の方向を指すようになると、細かい沙地に
河楊
(
かわやなぎ
)
などのこんもり生えている場所に来た、傍の林の中には古い小屋の屋根が見えなどする。ここが今宵の野営地であった。
朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
かわやなぎ(河楊)の例文をもっと
(2作品)
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水楊
(逆引き)
水楊
(
かわやなぎ
)
や樺や
大杖
(
おおいたどり
)
などが茂りに茂って、ここは若々しい青葉の緑が流れている。南に面した岩屋の背後は東側が四、五尺の高さに深く
刳
(
えぐ
)
れて、十余人は楽に泊れる洞窟を形造っている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
直ぐ
側
(
そば
)
の
水楊
(
かわやなぎ
)
の林で鶯が囀ずる。其声に送られて
茲
(
ここ
)
を出掛けた。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
かわやなぎ(水楊)の例文をもっと
(1作品)
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楊樹
(逆引き)
それから土地によると、両側に長葉の
楊樹
(
かわやなぎ
)
を
栽
(
う
)
えてあり、路傍の人家も努めてその蔭に寄って住もうとしている。この木の幹はまた思い切って黒い。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かわやなぎ(楊樹)の例文をもっと
(1作品)
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檉柳
(逆引き)
秋とはいっても北地のこととて、
苜蓿
(
うまごやし
)
も枯れ、
楡
(
にれ
)
や
檉柳
(
かわやなぎ
)
の葉ももはや落ちつくしている。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
かわやなぎ(檉柳)の例文をもっと
(1作品)
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