“胡麻”の読み方と例文
読み方割合
ごま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今更胡麻ごまを摺つても追つ付かぬぞ、——其方の家來、そのあごのしやくれた野郎が、昨日拙者が何をして居たか、くどく訊き居つたぞ。
その中に胡麻ごまきびあわや竹やいろいろあったが、豆はどうであったか、もう一度よく読み直してみなければ見落したかもしれない。
ピタゴラスと豆 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ダッ! と片脚あげて与吉の脾腹ひばらを蹴ったと見るや、胡麻ごまがら唐桟とうざんのそのはんてんが、これは! とよろめく与吉の面上に舞い下って
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)