トップ
>
粟
ふりがな文庫
“粟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あわ
74.3%
あは
16.4%
ぞく
7.0%
くり
1.2%
たべもの
0.6%
アワ
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわ
(逆引き)
清兵衛
(
せいべえ
)
は、うき足立った敵陣へ、まっしぐらに、
朝月
(
あさづき
)
をおどりこませ、左右につきふせた敵兵の
腰
(
こし
)
をさぐり、一
袋
(
ふくろ
)
の
粟
(
あわ
)
を発見すると
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
粟(あわ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あは
(逆引き)
母と子の鶉は、それから
粟
(
あは
)
の穂や、虫などの拾つたのを喰べましたが、これまでにそれ程おいしく喰べたことはないと思ひました。
孝行鶉の話
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
粟(あは)の例文をもっと
(28作品)
見る
ぞく
(逆引き)
伯夷と叔斉の
兄弟
(
ふたり
)
は、たがいに位を譲って国をのがれ、後、周の武王を諫めて用いられないと、首陽山にかくれて、生涯周の
粟
(
ぞく
)
を喰わなかった。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粟(ぞく)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
くり
(逆引き)
と腹の中で
定
(
き
)
めながら、なお四辺を見て行くと、百姓家の
小汚
(
こぎたな
)
い
孤屋
(
こおく
)
の背戸に
椎
(
しい
)
の
樹
(
き
)
まじりに
粟
(
くり
)
だか何だか三四本
生
(
は
)
えてる
樹蔭
(
こかげ
)
に、黄色い四
弁
(
べん
)
の花の咲いている、毛の生えた
茎
(
くき
)
から
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
粟(くり)の例文をもっと
(2作品)
見る
たべもの
(逆引き)
翌日になって南は、
粟
(
たべもの
)
と
帛
(
たんもの
)
を持って廷章の家へ往った。南はそうして少女の顔を待っていたが少女は出てこなかった。南は失望して帰ってきた。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
粟(たべもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
アワ
(逆引き)
名ヲ惜ムトモ、サモシキ
粟
(
アワ
)
食ベルナ。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粟(アワ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“粟(アワ)”の解説
アワ(粟、学名、Setaria italica)は、イネ科エノコログサ属の多年草。雑穀類。五穀の一つに数えられる。
(出典:Wikipedia)
粟
漢検準1級
部首:⽶
12画
“粟”と季節(秋)が同じ季語
食物|
鱸
鮗
夜食
柚子
稗
行事|
万聖節
重陽
盆
神嘗祭
七夕
植物|
萩
桔梗
芋
紅葉
朝顔
時候|
二百十日
晩秋
夜長
初秋
仲秋
天文|
霧
秋色
星月夜
秋時雨
秋雨
地理|
高潮
盆波
花園
刈田
不知火
動物|
眼白
法師蝉
渡り鳥
猪
蜩
人事|
田守
添水
菊人形
月見
籾
“粟”と分類(食物)が同じ季語
春|
韮
鰔
白酒
土筆
菱餅
夏|
越瓜
蕗
心太
氷菓
葫
秋|
大豆
茸飯
蕎麦
林檎
刀豆
冬|
朱欒
乾鮭
鍋焼
闇汁
蕪
新春|
若菜
橙
若水
小豆粥
雑煮
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“粟”の関連語
粟飯
粱
“粟”を含む語句
粟生
粟粒
粟田口
雛罌粟
粟田
粟津子
粟島
粟畑
罌粟
粟立
粟津
粟餅
粟穂
粟餅屋
粟野
粟稈
粟野杢
粟飯
一粟
宍粟
...
“粟”のふりがなが多い著者
吉川英治
作者不詳
柳田国男
中里介山
高浜虚子
泉鏡花
泉鏡太郎
宮沢賢治
幸田露伴
葉山嘉樹