“粟飯”の読み方と例文
読み方割合
あわめし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄色い粟飯あわめしが続いた。私は飯を食べるごとに、うまや聯想れんそうしなければならなかった。私は学校では、弁当を食べなかった。弁当の時間は唱歌室にはいってオルガンを鳴らした。
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
粟飯あわめしも少しあるよ。泥鰌どじょうも、もうおとっさんに上げたから、喰べるなら、下げて来てやるよ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
粟飯あわめしのパラパラなのを防ぐためにそれを小さなお握りにしたやつであった。
煙突 (新字新仮名) / 山川方夫(著)