“あわめし”の漢字の書き方と例文
語句割合
粟飯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粟飯あわめし 五八・八〇 四・九六 二・七三 三一・九七 〇・七六 〇・七九
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
しかし、今飛び出して来た姿を見ると、足にはいつもの馬子草鞋まごわらじ穿き、背中には、粟飯あわめしの弁当風呂敷を背負って、尻きり着物一枚、どう眺めても、侍の子ではない、蛙の子の旅立ちである。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
怜悧れいりな少年は奇遇を喜び、薪をくべ、粟飯あわめしながら夕餉ゆうげをもてなす。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)