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帛
ふりがな文庫
“帛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きぬ
72.7%
きれ
13.6%
はく
4.5%
ふくさ
4.5%
きもの
1.5%
ぎぬ
1.5%
たんもの
1.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぬ
(逆引き)
私は、家の前の戸口に立って、青白い薄い
帛
(
きぬ
)
をこの世の上にかけたような、草木の葉の、色艶も失せて凋れている景色を眺めた。
夜の喜び
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
帛(きぬ)の例文をもっと
(48作品)
見る
きれ
(逆引き)
なるほど積まれた本と本との間の極く狭い空地に、ボロ
帛
(
きれ
)
を下に敷いて見覚えのある時計とニッケル貨幣とがチョンと載っていた。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
帛(きれ)の例文をもっと
(9作品)
見る
はく
(逆引き)
因ツテ手ヅカラ紅白ノ
帛
(
はく
)
ヲ
剪
(
き
)
リ、コレヲ襟ニ結ビ以テ遺忘ニ備フ。君泣イテコレヲ拝シ、伊勢ニ赴キ敬所猪飼氏ニ従ツテ学ブ。既ニシテ江戸ニ遊ビ昌平黌ニ入ル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
帛(はく)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ふくさ
(逆引き)
この御免をきっかけに、彼は
帛
(
ふくさ
)
を持ち添えて
中心
(
こみ
)
に手を掛けた。それから注意ぶかく光線をうしろに据わりなおした。
寛永相合傘
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
帛(ふくさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
きもの
(逆引き)
と
言
(
い
)
ふと
齊
(
ひと
)
しく、ひつくり
返
(
かへ
)
つて、
其
(
そ
)
の
鼠
(
ねずみ
)
がころつと
死
(
し
)
んだ。
同時
(
どうじ
)
に、
巾
(
づきん
)
と
帛
(
きもの
)
が
消
(
き
)
えて
散
(
ち
)
つた。
魏
(
ぎ
)
の
襄邑
(
じやういふ
)
の
長
(
ちやう
)
、その
時
(
とき
)
思入
(
おもいれ
)
があつて、じつと
見
(
み
)
ると、
常
(
つね
)
の
貧弱
(
ひんじやく
)
な
鼠
(
ねずみ
)
のみ。
周南壽
(
しうなんいのちながし
)
。と
言
(
い
)
ふのである。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
帛(きもの)の例文をもっと
(1作品)
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ぎぬ
(逆引き)
几帳の
垂
(
た
)
れ
帛
(
ぎぬ
)
が一枚上へ掲げられてあって、
紫苑
(
しおん
)
色のはなやかな上に
淡黄
(
うすき
)
の厚織物らしいのの重なった
袖口
(
そでぐち
)
がそこから見えた。
源氏物語:52 東屋
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
帛(ぎぬ)の例文をもっと
(1作品)
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たんもの
(逆引き)
翌日になって南は、
粟
(
たべもの
)
と
帛
(
たんもの
)
を持って廷章の家へ往った。南はそうして少女の顔を待っていたが少女は出てこなかった。南は失望して帰ってきた。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
帛(たんもの)の例文をもっと
(1作品)
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帛
漢検1級
部首:⼱
8画
“帛”を含む語句
手帛
布帛
裂帛
幣帛
垂帛
金帛
上帛
帛紗包
巻帛
薄帛
帛紗
竹帛
小帛
半帛
被帛
卷帛
余帛
裂帛的
財帛
袱帛
...
“帛”のふりがなが多い著者
下村湖人
押川春浪
蒲 松齢
アーサー・コナン・ドイル
徳冨蘆花
南方熊楠
ライネル・マリア・リルケ
作者不詳
吉川英治
薄田泣菫