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帛
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ふくさ
ふりがな文庫
“
帛
(
ふくさ
)” の例文
この御免をきっかけに、彼は
帛
(
ふくさ
)
を持ち添えて
中心
(
こみ
)
に手を掛けた。それから注意ぶかく光線をうしろに据わりなおした。
寛永相合傘
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
同じ日に浜町の後室から「
縞
(
しま
)
縮緬一反」、故酒井
忠質室専寿院
(
ただたかしつせんじゅいん
)
から「
高砂
(
たかさご
)
染縮緬
帛
(
ふくさ
)
二、扇二本、
包之内
(
つつみのうち
)
」を賜った。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
なさんと
爲
(
する
)
に上り口の
草鞋
(
わらぢ
)
草履
(
ざうり
)
などの中に何やら
帛
(
ふくさ
)
に
包
(
つゝみ
)
しものありて其
匂
(
にほ
)
ひ
芬々
(
ふん/\
)
たり
不審
(
いぶかり
)
ながら
披
(
ひら
)
きて見れば金の五六寸四方の
箱
(
はこ
)
の中に
名香
(
めいかう
)
あり是は
那
(
あ
)
の人が落して行しならん今に心付ば取に來るべしと思しが待てども參らざれば其の夜は
寢
(
いね
)
翌朝九助
茶
(
ちや
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
帛
漢検1級
部首:⼱
8画
“帛”を含む語句
手帛
布帛
裂帛
幣帛
垂帛
金帛
上帛
帛紗包
巻帛
薄帛
帛紗
竹帛
小帛
半帛
被帛
卷帛
余帛
裂帛的
財帛
袱帛
...