“きもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キモノ
語句割合
衣服33.2%
着物30.4%
衣物12.3%
8.0%
衣類5.2%
著物4.7%
着衣1.5%
1.1%
職服0.4%
気物0.4%
衣裳0.4%
0.4%
着類0.2%
被物0.2%
和服0.2%
寛衣0.2%
0.2%
洋服0.2%
白衣0.2%
着服0.2%
絹衣0.2%
纒衣0.2%
脱衣0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣服いでるほどの大事なのではないが、本街道には難儀ぎて、なか/\などが歩行かれるのものではないので。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのとき、のぶは、お人形着物をきかえさせて、んでいましたが、それを手放して、すぐにおさまのそばへやってきました。
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
そうしたら部屋のむこうに日なたぼっこしながら衣物を縫っていたやが、眼鏡をかけた顔をこちらに向けて、上眼みつけながら
碁石を呑んだ八っちゃん (新字新仮名) / 有島武郎(著)
さんの記憶している五百の話によるに、枳園はお召縮緬を着て、海老鞘脇指を差し、歩くにを取って、剥身絞を見せていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
突然に夜具を引剥ぐ。夫婦の間とはいえ男はさすが狼狙えて、女房の笑うに我からも噴飯ながら衣類を着る時、酒屋の丁稚
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかし著物はみなつてしまつてつてをりませんが、一番つのは、まづ勾玉その玉類であります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
殺されている女湯の客の着衣が見当らないなんて、そんなおかしい訳はある筈がないと、一同は一様に不審のを見合せた。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
青いきら/\と光つたをきて、絶えずからだをゆすぶりながら歩るきます。その不思議なものは沼岸のところまでやつてきて、ぴんと頭をあげながらなれ/\しく
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
横にれた時、白い職服の下から赤いものが喰み出して、其の下から圓く肥つた眞白いの出たのが眼に浮んだ。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
冬春にかぎらず雪の気物にふれてのおきたるやうになる、是を里言にシガといふ。戸障子よりも雪の気入りて坐敷にシガをなす時あり、此シガ朝噋温気をうくる処のはておつる。
「綺麗な衣裳を着るがいい。そうでないと他人に馬鹿にされる」
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
階の上には一人の王様が、まっ黒なに金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねてに聞いた、閻魔大王に違いありません。
杜子春 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大概洞察し樣子にて扨てはき事なりその女をし又昌次郎梅等が着物を着せ置傳吉に難儀を掛罪にさんとりしやも知難し首をす程なれば着類をも剥取るべきに夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大くて居ました又大岡殿梅が死體の證據は何じや憑司之はとした證據はじませぬと云ふにぞ越前守殿早我は娘の事目的ありやと仰さるれはお早ハイ現在の一人娘何見違へませう姿着類と云ひ聊か相違御座りませんと云へば大岡殿コリヤ早其方が娘のはないかお早一向に御座りませぬと答るに實固さうかと期を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小さい声で「変な事を伺いますが若しや貴方は過日虎井夫人に頼まれて夫人の被物の衣嚢を、裏から挘取て遣りは成されませんでしたか」
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
又一応探り廻して見ると確かに被物、而も襤褸を着ては居るが背中に大きな堅い瘤の様な者がある。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
「傷はどうだい、あんまり大したこともあるまい、今、岡田に和服を取りに行ってもらうことにした」
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
そしてそこから、焦茶色の羊毛の引摺るばかりの寛衣を着て、鍔のない帽子を被つて、山羊髯を少しばかり顎に持つてゐる年は四十ばかりの男の修道士があらはれた。
トラピスト天使園の童貞 (新字旧仮名) / 三木露風(著)
ふとしく、ひつくりつて、がころつとんだ。同時に、えてつた。襄邑、その思入があつて、じつとると、貧弱のみ。周南壽。とふのである。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お島は乃公に他所行洋服を着せて、横撫ぜをしないようにと言ったから、一つってやった。新しい襟飾を付けて、新しい手袋を穿めて、新しいハンケチを持って、何も彼も新しずくめだ。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
やったものだから困るといって、今この通り、白衣納経を置いて行って、お寺さんへ納めてくんろといいながら、浜の方さ、行ってしまっただよ
千ヶ寺詣 (新字新仮名) / 北村四海(著)
二ツにけ脳骨砕けて脳味噌散乱したる有様実に目もられぬ程なり医師の診断に由ればれも午前二三時頃に受けし傷なりと同人の着服は紺茶堅縞単物にて職業も更に見込附かず且つ所持品等は一点もなし其筋の鑑定に拠れば殺害したる者が露見を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
柏のの底に、経帳子にしようと自分が選んでおいたあの絹衣につつまれた白骨をとどめるのみで、あわれ果敢なく朽ちはてているであろう。
初雪 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
これは等身大で、木から高浮彫で刻み出し、纒衣は着色してあって、極めて優雅であった。
戸外に変な者が、ウロ/\しているようだから何時遣って来るかも知れないから、若し来たら階下から『宮ちゃん/\。』ッて声をかけるから、そうしたら脱衣を抱えて直ぐ降りてお出でッて。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)