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『我鬼』
ふりがな文庫
『
我鬼
(
がき
)
』
彼は毎日電車に乗らぬ事はない。 従つて、電車内の出来事に依つて、神経をいら/\させられたり、些細な事から、可なり大きい不快を買つたりする事は毎度の事だつた。殊に、切符の切り方の僅かな間違などから起る車掌との不快な交渉は、勝つても負けても嫌で …
著者
菊池寛
初出
「新小説」1919(大正8)年3月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
其後
(
そこ
)
酷
(
こく
)
出会
(
でつくは
)
徹
(
こた
)
露
(
あらは
)
女連
(
をんなづれ
)
丈
(
だけ
)
衣装
(
みなり
)
縦令
(
たとひ
)
疎
(
まばら
)
凋
(
しな
)
幾何
(
いくら
)
悄気
(
しよげ
)
我鬼
(
エゴイスチツクデモン
)
先刻
(
さつき
)
傲然
(
がうぜん
)
自我
(
エゴ
)
蒼惶
(
さうくわう
)
誰人
(
だれ
)
面当
(
つらあて
)
遉
(
さすが
)
駭
(
おどろ
)
衣類
(
きもの
)
瘠
(
や
)
恬然
(
てんぜん
)
夫
(
それ
)
基因
(
もと
)
何
(
ど
)
題名が同じ作品
我鬼
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)