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蒼惶
ふりがな文庫
“蒼惶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうこう
92.9%
さうくわう
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうこう
(逆引き)
逗子に滞在してゐる宏が驟雨に逢つて
蒼惶
(
そうこう
)
として門をくぐつたので、丁度いいといふ事になり、三人で扇ヶ谷遠征となつたのである。
水と砂
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
そこらの軒並びを覗き歩いて、うろついていた又八坊は、
蒼惶
(
そうこう
)
として、油蝉のような顔した雲水さんの前へ来て、
頭
(
つむり
)
を下げた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蒼惶(そうこう)の例文をもっと
(13作品)
見る
さうくわう
(逆引き)
その時に、彼は自分よりも先きに、
先刻
(
さつき
)
の老婆が
蒼惶
(
さうくわう
)
として、飛び付くやうに、その空いた座席に縋り付いて居るのを見たのである。
我鬼
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
蒼惶(さうくわう)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
惶
漢検1級
部首:⼼
12画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味
“蒼惶”のふりがなが多い著者
金史良
吉川英治
谷崎潤一郎
神西清
菊池寛
岡本かの子
海野十三
山本周五郎