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玉類
読み方 | 割合 |
たまるい | 50.0% |
たまるゐ | 50.0% |
しかし
著物はみな
腐つてしまつて
殘つてをりませんが、
飾り
物の
中で
一番眼に
立つのは、まづ
勾玉その
他の
玉類であります。
これらの
玉類は、もとは
結びつらねて、
頸から
胸あるひは
手頸、
脚頸などにめぐらしたものであることは、
埴輪人形に
現されてゐるのを
見てもわかります。
以上の
如く、
大體の
調査は
濟んだのであるが、
猶細かに、
小石や、
泥を
渫へ
出して
見たら、
玉類金環類の
發見もあるのだらうが、それは
坪井博士が
來られてからにして
發見したのは、
明治四十
年四
月の四
日で、それは
埋立工事に
用ゐる
爲に、
山の
土を
土方が
掘取らうとして、
偶然に
其怪窟を
掘當てたのであるが、
窟の
中から
人骨や
武器や
玉類や
土器等が
出たので
以て