“埴輪人形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はにわにんぎよう50.0%
ウシャブチ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの玉類たまるいは、もとはむすびつらねて、くびからむねあるひは手頸てくび脚頸あしくびなどにめぐらしたものであることは、埴輪人形はにわにんぎようあらはされてゐるのをてもわかります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
しかし、これらの甲胄かつちゆうをどういふふうにけてゐたかといふことは、あの埴輪人形はにわにんぎよう甲胄かつちゆうよそほふたのがのこつてをりますので、それを大體だいたい恰好かつこう想像そうぞうすることが出來できます。(第六十九圖だいろくじゆうくず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
眼が暗さに慣れるにつれ、中に散乱した彫像ちょうぞう、器具の類や、周囲の浮彫うきぼり壁画へきがなどが、ぼうっと眼前に浮上うきあがって来た。かんふたを取られたまま投出され、埴輪人形ウシャブチの首が二つ三つ、傍にころがっている。
木乃伊 (新字新仮名) / 中島敦(著)