“彫像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうぞう80.0%
てうざう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もどってみますと、お城(しろ)ぜんたいが大理石(だいりせき)づくりになっていて、まっ白な石(せっ)こうの彫像(ちょうぞう)もおいてあれば、金(きん)のかざりもついていました。
黒人か、さにあらず、構成派の彫像(ちょうぞう)のような顔の持主は、人間ではなくて、霊魂(れいこん)のない怪物のような感じがした。
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何故(なぜ)、様(ざま)を見(み)ろ、可気味(いゝきみ)だ、と高笑(たかわら)ひをして嘲弄(てうろう)しない。俺(おれ)が手(て)で棄(す)てたは棄(す)てたが、船(ふね)へ彫像(てうざう)を投(な)げたのは、貴様(きさま)が蹴込(けこ)んだも同然(どうぜん)だい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
いづれも天竺(てんぢく)の名木で作つたものでせう、色彩(しきさい)も剥落(はくらく)してまことに慘憺(さんたん)たる有樣ですが、男女二體の彫像(てうざう)の内、男體の額に鏤(ちりば)めた夜光の珠は燦然(さんぜん)として方丈(はうぢやう)の堂内を睨むのでした。