“大理石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいりせき51.7%
なめいし17.2%
マーブル17.2%
いし3.4%
おほりせき3.4%
マルブル3.4%
マルメル3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とせい/\、かたゆすぶると、ひゞきか、ふるへながら、をんな真黒まつくろかみなかに、大理石だいりせきのやうなしろかほ押据おしすえて、前途ゆくさきたゞじつみまもる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いへはまた石もて造り、大理石なめいしの白き血潮ちしほ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「えゝ、大理石マーブルの様に見えます」と答へるよりほかはなかつた。女はそれでだまつた。しばらくしてから、今度は三四郎が云つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
大理石いしの扉も埋れては
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
大理石おほりせき純白じゆんぱくのうへに
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
ええと、何だって?——木地を塗りて玳瑁たいまいあるいは大理石マルメルの観をなさしむる法、とくらあ。
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)