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大理石
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マーブル
ふりがな文庫
“
大理石
(
マーブル
)” の例文
「えゝ、
大理石
(
マーブル
)
の様に見えます」と答へるより
外
(
ほか
)
はなかつた。女はそれで
黙
(
だま
)
つた。しばらくしてから、今度は三四郎が云つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
次に待ちたる車もまだ寄せぬ間をはかり、槍取りて左右にならびたる
熊毛鍪
(
くまげかぶと
)
の
近衛卒
(
このえそつ
)
の前を過ぎ、赤き
氈
(
かも
)
を一筋に敷きたる
大理石
(
マーブル
)
の
階
(
きざはし
)
をのぼりぬ。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
七色の雲に浮び、または、しゞまめく
大理石
(
マーブル
)
の宮に瑠璃の音色ほがらかにかなでられしわが喜びの琴は
嘆きの孔雀
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
栗色の
大理石
(
マーブル
)
で彫ったようなのが彼女であった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「
大理石
(
マーブル
)
の様に見えるでせう」と聞いた。三四郎は
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「重いこと。
大理石
(
マーブル
)
のように見えます」
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
重
(
おも
)
い
事
(
こと
)
。
大理石
(
マーブル
)
の様に見えます」
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“大理石”の解説
大理石(だいりせき、en: marble, マーブル)とは、石灰岩が変成作用を受けてできた粗粒の方解石、ドロマイトなどの岩石のこと。岩石学では「結晶質石灰岩」と呼び、変成岩の一種と位置付けている。→#岩石学での位置づけ
古代より建築材料や彫刻の材料として使われている。→#石材や建築材料
「大理石」は石材としての呼称であるが、変成作用を受けていない石灰岩(化石を含む場合あり)や、蛇紋岩などもそう呼ばれる場合がある。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“大理石”で始まる語句
大理石彫
大理石材
大理石脈
大理石色
大理石門