“浮上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うきあが85.7%
ふじょう4.8%
うかびあが4.8%
うちやが4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
パッと又浮上うきあがるその面白さは……なぞと生意気をいうけれど、一体新内しんないをやってるのだか、清元きよもとをやってるのだか、私は夢中だった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
船は見えたら、急いで潜航せんこうするのだ。そして船がいよいよこっちへ近づいたら、そのときにこっちはぬっと海面へ浮上ふじょうする手筈てはずにしてあった。
恐竜艇の冒険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
泡立あはだなみ逆卷さかまうしほ一時いちじ狂瀾きやうらん千尋せんじんそこ卷込まきこまれたが、やゝしばらくしてふたゝ海面かいめん浮上うかびあがつたとき黒暗々こくあん/\たる波上はじやうには六千四百とん弦月丸げんげつまるかげかたちもなく
浮上うちやがとて見ゆるとり伊平屋いへや嶽の如くに
首里城 (新字旧仮名) / 世礼国男(著)