“伊平屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いへや50.0%
イヘヤ37.5%
イヒヤ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英祖の時代に西北諸島すなわち久米、慶良間けらま伊平屋いへや及び奄美あまみ大島がはじめて入貢したので官衙かんがを泊村に官舎をその北に建てた。この頃には泊港が沖縄第一の港であったのである。
浦添考 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
而も沖繩本島の西北の洋中にある伊平屋イヘヤ列島にも、古く此樂土の名を傳へてゐたことを思へば、偶發したものとは考へられない。
かなし名のついた女君の中、注意すべきは、伊平屋イヒヤ阿母嘉那志アンガナシである。尚円の姉の系統をつぐものとして、離島女君の中第一に置かれてゐる。女性に対する親称で、目上に言ふ。母、伯叔母の義。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)