“奄美”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまみ87.5%
アマミ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福は奄美あまみ大島の出身だが、昭和十八年に一家は沖縄島に移住をした。才気のある男で、いろいろと替歌をつくった。この歌も
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
九州の東南岸にいた海人部あまべの一氏族が、紀元前に奄美あまみ大島を経て沖縄島に来たという事を言語学上から証明したことがある。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
甚しい小異を含みながら、大同の実を挙げて、琉球神道が、北は奄美アマミの道の島々から、南は宮古、八重山の先島々サキジマ/\まで行き亘つてゐる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
北方、奄美アマミ大島から来た種族が、沖縄の開闢をなしたと考へるのは、神話から孕んだ古人の歴史観を、其儘に襲うた態度である。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)