“奄美（アマミ）” の例文

甚しい小異を含みながら、大同の実を挙げて、琉球神道が、北は奄美（アマミ）の道の島々から、南は宮古、八重山の先島々（サキジマ／＼）まで行き亘つてゐる。

琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

北方、奄美（アマミ）大島から来た種族が、沖縄の開闢をなしたと考へるのは、神話から孕んだ古人の歴史観を、其儘に襲うた態度である。

琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

ぎょ・きょう・きゅうなどは、人（チユ）から出た神の接尾語で、あまみ・しねりが神の国土の名である。其を実在の島に求めて、奄美（アマミ）大島の名称を生んだものであらう。

琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

“奄美（奄美群島）”の解説

奄美群島（あまみぐんとう）は、南西諸島内薩南諸島南部にある島嶼群である。行政区分としては、鹿児島県奄美市、大島郡に属する。長さ約200km、総面積約1250km2
。全域が亜熱帯性の南日本気候に属し、珍しい固有種も多数生息する。
有人島には、奄美大島、喜界島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8つがあり、総人口は約10万人。中心都市は奄美大島の奄美市名瀬。かつては奄美諸島（あまみしょとう）の呼称も用いられていた。
(出典:Wikipedia)

奄	漢検準1級 部首:⼤ 8画
美	常用漢字 小３ 部首:⽺ 9画