“奄美大島”の読み方と例文
読み方割合
あまみおおしま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一つは鹿児島県の南の島、奄美大島あまみおおしまで採集せられたもの、すずめ啄木鳥きつつきとの姉妹は奉公ほうこうに出ていて、家に年とった親をのこしていた。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
テントの中で昼食の握り飯をくいながら、この測夫の体験談を聞いた。いちばん恐ろしかったのは奄美大島あまみおおしまの中の無人の離れ島で台風に襲われたときであった。
小浅間 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
しかし更になお鹿児島県のものとして特筆されてよいのは「大島紬おおしまつむぎ」であります。奄美大島あまみおおしまは今は大隅おおすみの国に属していますが、元来は沖縄の一部でありました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)