“あまみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アマミ
語句割合
奄美38.9%
甘味33.3%
天見27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九州の東南岸にいた海人部あまべの一氏族が、紀元前に奄美あまみ大島を経て沖縄島に来たという事を言語学上から証明したことがある。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
さう云ふ時には、成る世間せけんとの交渉を稀薄にして、あさでもひるでも構はずる工夫をした。其手段には、極めてあわい、甘味あまみかるい、はなをよく用ひた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
従者には、中院ノ雑掌ざっしょう俊秀と天見あまみノ五郎常政を連れ、ふたりを案内に、山崎の海印寺から一里半ほど北へのぼっていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)