“天見”の読み方と例文
読み方割合
あまみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうは天見あまみ紀伊見きいみなどの峠をゆるゆる越えて、こん夜は橋本か学文路かむろでゆっくりお休みになるとちょうどよい頃合で——
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
従者には、中院ノ雑掌ざっしょう俊秀と天見あまみノ五郎常政を連れ、ふたりを案内に、山崎の海印寺から一里半ほど北へのぼっていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「正季とその郎党だけでなく、天見あまみノ五郎、中院ちゅういんノ雑掌俊秀、高向甲斐たかむきかい隅屋新左すやしんざ。まだまだ、かぞえきれぬ者どもが」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)