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浮子
ふりがな文庫
“浮子”の読み方と例文
読み方
割合
うき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うき
(逆引き)
すると水面の
浮子
(
うき
)
が動いて、強く水の中へ引きこまれ、私はタバコの煙にむせながら
竿
(
さお
)
をあげた。釣れたのは大きな
鯊
(
はぜ
)
であった。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
川の水は濁りよごれてい、藻草や水錆が水面に浮かび、夕日がそれへ色彩をつけ、その中で
浮子
(
うき
)
が動揺してい、それを武士は眺めていた。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
母親はそれを笑顔で眺めながら、やはり釣竿を手にしていましたが、自分の
浮子
(
うき
)
の方には殆んど眼をやりませんでした。
白塔の歌:――近代伝説――
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
浮子(うき)の例文をもっと
(18作品)
見る
“浮子”の意味
《名詞》
漁や釣りで使用する浮き。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“浮子”の関連語
泛子
“浮子”で始まる語句
浮子釣
検索の候補
浮子釣
売物浮子
浮塵子
浮調子
羅子浮
浮動分子
“浮子”のふりがなが多い著者
正木不如丘
ジュール・ルナール
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
梅崎春生
正岡容
アントン・チェーホフ
小熊秀雄
佐々木邦
山本周五郎
幸田露伴