トップ
>
千尋
ふりがな文庫
“千尋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちひろ
85.7%
せんじん
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちひろ
(逆引き)
「どうしても、身を投げると仰有るのでしたら、
千尋
(
ちひろ
)
の底までもお供いたします。一人残されては、
一時
(
いっとき
)
たりと生きようとは思いませぬ」
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
海にほろびたる平家の一門、かばねは
千尋
(
ちひろ
)
の底に葬られても、たましいは此世にとどまって、百年も千年も尽きぬ恨みをくり返すのであろうよ。
平家蟹
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
千尋(ちひろ)の例文をもっと
(30作品)
見る
せんじん
(逆引き)
泡立
(
あはだ
)
つ
波
(
なみ
)
、
逆卷
(
さかま
)
く
潮
(
うしほ
)
、
一時
(
いちじ
)
は
狂瀾
(
きやうらん
)
千尋
(
せんじん
)
の
底
(
そこ
)
に
卷込
(
まきこ
)
まれたが、
稍
(
やゝ
)
暫
(
しばらく
)
して
再
(
ふたゝ
)
び
海面
(
かいめん
)
に
浮上
(
うかびあが
)
つた
時
(
とき
)
は
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
波上
(
はじやう
)
には六千四百
噸
(
とん
)
の
弦月丸
(
げんげつまる
)
は
影
(
かげ
)
も
形
(
かたち
)
もなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
途端に、弁信も、竜之助も、あっ! と言って湖面を見たのは、
千尋
(
せんじん
)
の断崖の一方から、今しこの湖水をめがけて、ざんぶと飛び込んだ者があります。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
千尋(せんじん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“千尋”の意味
《名詞》
標高などが非常に高いこと。また、谷などが非常に深いこと。
(出典:Wiktionary)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
尋
常用漢字
中学
部首:⼨
12画
“千”で始まる語句
千住
千切
千々
千種
千
千歳
千曲川
千鳥
千代
千駄木
検索の候補
幾千尋
千尋𣑥繩
“千尋”のふりがなが多い著者
押川春浪
土井晩翠
作者不詳
野口雨情
紫式部
蒲原有明
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
中里介山