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手頸
ふりがな文庫
“手頸”の読み方と例文
読み方
割合
てくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てくび
(逆引き)
捕繩で貴女の
手頸
(
てくび
)
を強く緊めるんです。そうすると、全身に気持のよい貧血が起って、しだいにうとうととなってゆくそうですからな
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
正面には庄兵衛の妻お房と並んで半太郎、二人の前には頭数だけの小さな奉書包が盛上げてある——お房の
手頸
(
てくび
)
には数珠があった。
無頼は討たず
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
彼は突然湯河の
手頸
(
てくび
)
を
掴
(
つか
)
んでぐいと肩でドーアを押しながら明るい家の中へ
引
(
ひ
)
き
擦
(
ず
)
り込んだ。電燈に照らされた湯河の顔は真青だった。
途上
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
手頸(てくび)の例文をもっと
(66作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手頸”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
浜田青陵
吉川英治
アーサー・コナン・ドイル
小栗虫太郎
夏目漱石
二葉亭四迷
中島敦
三遊亭円朝
幸田露伴