“人形町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんぎょうちょう77.8%
にんぎやうちやう22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町人といっても、人形町の三河屋という大きい金物問屋で、そこのお内儀さんがとかく病身のために橋場の寮に出養生をしている。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あすは雛の節句で、十軒店人形町の雛市はさぞたいへんな人出だろうが、本郷弓町の、ここら、めくら長屋では節句だとて一向にかわりもない。
顎十郎捕物帳:03 都鳥 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……こゝの御新姐の、人形町娘時代かつた、女學校先生して、ほのかに樣子つてゐるので……以前さなに、家造りだけ借用したがある。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
両国より人形町づるにいつか孫娘と離れ離れになる。心配なれども探してゐるなし。往来の人波。荷物の山。カナリヤの籠を持ちし女を見る。待合女将かと思はるる服装。