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にんぎょうちょう
ふりがな文庫
“にんぎょうちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
人形町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人形町
(逆引き)
夫婦に子がないので、善蔵の兄に当る杉の森の稲荷地内(
人形町
(
にんぎょうちょう
)
の先)に当時呉服の中買いをしていた金谷浅吉という人の娘お若というのを引き取って養女にしました。
幕末維新懐古談:23 家内を貰った頃のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
田辺の家の昔に比べると、今はすべての事が皆の思い通りに進みつつある。それが捨吉にも想像される。
人形町
(
にんぎょうちょう
)
の
賑
(
にぎや
)
かな通を歩いて行って、やがて彼は久松橋の
畔
(
たもと
)
へ出た。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
人形町
(
にんぎょうちょう
)
を過ぎやがて両国に
来
(
きた
)
れば
大川
(
おおかわ
)
の
面
(
おもて
)
は
望湖楼下
(
ぼうころうか
)
にあらねど
水
(
みず
)
天の如し。いつもの
日和下駄
(
ひよりげた
)
覆きしかど傘持たねば歩みて
柳橋
(
やなぎばし
)
渡行
(
わたりゆ
)
かんすべもなきまま電車の中に腰をかけての雨宿り。
夕立
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
にんぎょうちょう(人形町)の例文をもっと
(8作品)
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